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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


その呟きは冨岡の耳にも届いている。

だが、彼の耳には自分の情報よりも、白藤の情報を収集している。

「やっぱりカップルか?」

「彼女可愛いよなー、初々しい感じだし……」

「恥じらいっつーか、どことなく放っておけないタイプだよなー」

その通りだ。

どこの誰だか知らないが、放っておけないのは認めざるを得ない。

不死川とは上手くいかなかったようだが……

俺は白藤が好きだ。

白藤が不死川と付き合っている時は残念に思いながらも、アイツになら彼女を任せられると自信があった。

だが、俺はどうだ?

白藤を守れるだけの力が、果たしてあるだろうか?

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