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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


「白藤。遅かったな。何かあったか?」

「……ううん」

何で義勇くんなんだろう。

でも、私は本当に実弥くんが好きだった?

それ以前に私は『好き』っていう気持ちが何か、理解してない。

何が違うか分からない。

だって……

「白藤。顔色が悪いぞ?」

「義勇くん……」

「保健室に行くか?」

義勇くんに手を握られる。

「大丈夫……」

でも、何だろう。

ちょっとだけ、鼓動が跳ねた気がする。

「鋏は気をつけて使え……」

「う、うん……」

同級生でも義勇くんの教室に通ってる子も華道部に何人か居て……

「冨岡先輩ー。ここどうしたらいいですか?」

「あぁ、そこは葉も一緒に使った方がいい」

「え?葉っぱですか?」

「あぁ。彩りも映えるぞ」

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