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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


「あの時のキスで、分かってくれてると思ってた……俺の、気持ち……」

キス?

中学時代に一度だけ。

実弥くんからされた、あの時だけ。

「俺は……お前にとっては……『友達』のままかァ?」

実弥くんから『友達』聞いて、初めて胸がズキリと傷んだ。

「私……」

「この際だから、教えてくれやァ?俺と冨岡お前はどっちを選ぶんだ?」

「え…?」

何で義勇くん?

「可能性があるなら、俺は……いや、お前が選べ。俺か、冨岡か。待ってからなァ……」

ポンと頭を撫でられる。

行っちゃヤダと手を取ればいい。

でも……

結局、私は何も出来なかった……

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