• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


それから華道部に通うようになって、昔みたいに義勇くんと話す機会が多くなってきた。

帰り道、以前なら陸上部のアレコレを話しながら歩いていた私。

実弥くんは黙って聞いていてくれて。

そんな関係をずっと続けていた。

でも、陸上部を辞めて、華道部の話を実弥くんにするようになって、自然と話題の中に義勇くんの名前が出る事が多くなってきた。

「そんなに冨岡が良いかよォ?」

「実弥くん?」

怒ってる?

何で?

「実弥くん、ごめん。私……何か……」

「白藤。今まで聞かなかったが、俺の事どう思ってる?」

「どうって……実弥くん、どうしたの?だって昔から変わらないよね?実弥くんは……」

「俺は……お前が……」

何で、泣いてるの?

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp