• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


「なァ、白藤」

「何?実弥くん」

「……して、良いか?」

「?……何?聞こえ……」

ちゅ。

唇が重なった。

ファーストキスは寒くなってきたからと一緒に飲みながら歩いていた缶コーヒーの味がした。

甘くて、少しほろ苦い。

「嬉しく無かった、か?」

「ビックリした、だけ///」

「そォか」

ビックリした。

だって、龍臣お兄ちゃん達がキスしていたのも見た事が無かったのに……

恥ずかしさからきているのか、顔が火照ってしまったのをよく覚えている。

その日を境に登下校時は実弥くんから手を繋いでくるようになった。

ような気がする。

/ 1831ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp