第67章 澱(おり)の中で$
だが、この肌触り、質感。
至福。
「義勇さん?」
「何だ?」
「その、吸って欲しいな、なんて……」
吸う、ということは……
「母乳が出るとは限りませんが……」
白藤が体を浮かせ、冨岡の口に胸の先端を宛てがう。
冨岡も差し出されたのだからと躊躇(とまど)いなく先端を口に含んだ。
乳飲み子に授乳するような格好になっているが、二人は特段気にしていなかった。
冨岡が口に含んだ先端を舌で弄って遊ぶ。
「あっ……は……義勇さん……んっ…///」
ちゅうっと吸われる。
「ふぁっ……!!///」
どうしよう。
刺激によってまた奥が燻ってしまう。