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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第11章 終戦


「……大丈夫か?」

「はい…」



無言の二人に何かを感じ取った宇髄。



「白藤ぃ、俺やっぱり治療良いわ。大分動けるようになったし…」

「えっ、でも…」



空気を読んでそっぽを向いてくれる宇髄。



「俺よりソイツ治療してやれ。背中えらいことになってるみてェだしな…」

「あ、の冨岡さん…」



彼の背中の傷は、私のせいだ。



「何だ?」

「その…治療を…」

「あぁ、そうだったな」



一息ついてから、冨岡に事情を説明する。



「私の血鬼術・不治露は私の体液を相手に流し込んで怪我や病を治す術です。なので、その…」

「さっき、不死川にしていたことを俺にもするということか……?」

「う……はい。失礼します。血鬼術・不治露…ん…///」



ちゅ。


自分からするはずが、冨岡に口付けられた。



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