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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第11章 終戦


「それは…」

「いいから出せや。一番濃度の濃いヤツな?」



腰を撫で回してくる不死川に。



「ここでですか?せめて日影に…」

「テメェに拒否権ねェんだよ」



ダンッ。

髪を掴まれ、壁に打ち付けられる。



「っ……!!」

「おい、やり過ぎだ、不死川!!」



宇髄も片腕で止めに入ろうとする。



「何をしている…」

「冨、岡さ…」



ガッ。

白藤の髪を掴んだままの不死川の手首を掴む。



「何だァ?」

「手を放せ…」



宇髄と冨岡に制されて、不死川がばつが悪そうに舌打ちする。



「チィっ…おら、顔こっち向けろォ…」

「ん……血鬼術・不治、露」



ちゅ。くちゅ。



不死川に貪る様に口付けられる。



シュゥゥゥ。


不死川が自ら切りつけた腕の傷が塞がっていく。



「今日はこれくらいで勘弁してやらァ」


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