第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
「触って欲しいところは有るか?」
「意地悪しないでよ……///」
「こっちを向いてくれるか?」
逸らしていた目線を戻し、義勇を見つめる。
「胸も耳も唇も……私の全部、義勇に貰って欲しいな……///」
「あぁ。俺の全部も、お前のものだ」
コツンとお互いの額をくっつける。
「電気……」
「点けないで。恥ずかしいから……///」
「俺しか見ていないが?」
「他に見せてどうするのよ……義勇。私の裸見て何ともない?」
あの宇髄先輩ですら直視するまで時間がかかった私の古傷。
高校時代、通り魔に脇腹を切りつけられたのだ。
手術はしたけど、やっぱり跡が残ってしまった。
「あの時は背筋が凍った……一緒に帰っていれば……」
「でも、私の代わりに義勇が怪我をするのも嫌だよ……」