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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第11章 終戦


「宇髄、一度引け。それ以上はテメェの体が持たねェだろ」

「冗談。まだまだやれるね」

「宇髄、あとは俺と不死川で引き継ぐ」

「あんだとォ!」

「おー、いつ起きたんだ?」

「……」

「まあいいさ。そういうことなら今回はお前らに譲るわ。その代わり、へばんなよ?」

「承知した」

「…ったりめェだァ!そらァ、こっちだ糞鬼!」

ズバッと自らの腕を切りつける不死川。

「テメェ等の好きな稀血だ。こっち来いやァ!!」

「馬鹿か、テメェ。自分から利き腕切りつけるなんざ…」

「いくぜェ、風の呼吸・伍ノ型 木枯らし颪!!行けェ冨岡ァ!!」

風の中心点から冨岡が相手の懐へ飛び込む。

柱同士ならでは可能となる技の掛け合い。

「水の呼吸・漆ノ型 雫波紋突き」

刃が妓夫太郎の頸へ真っ直ぐ向かって行く。

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