第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
通されたのは、ファンタジア・スイート。
ピンクベージュの壁紙にクラシックな家具が並べられている。
テレビの上には、ファンタジアのドリームマウス人形が飾られていたり。
バスルームは清潔感のあるシックなデザイン。
「素敵なお部屋ー。ね、義勇!」
今にも耳としっぽが生えてきそうな喜び様だ。
「そろそろ花火が上がりますから、お部屋からお楽しみ下さいませ」
「花火!」
「良かったな、白藤」
「うん!」
「ご入用の際は内線電話にてお知らせ下さいませ。それでは失礼致します」
「「ありがとうございます」」
ホテルスタッフさんが退室し、改めて二人になる。
「義勇、ワインか何か飲む?」
それとなく聞いてみると……
「ワインより、お前を味わいたい……」
「…………」
嘘、あの義勇に誘われてる!?
「良いか?」
「う、うん……///」