第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
「彼女さんも綺麗ー!」
「お似合いですね」
なんてスタッフさんたちから口々に言われ、照れくさくて顔を伏せてしまう私の横で、義勇が呟いた。
「しっかり見せてくれ。俺のプリンセス」
「やだ、恥ずかしい……///」
「そんなことは無い。似合っている」
「私より、……義勇の方が……格好良いよ……///」
「…………ありがとう」
そう言って柔らかく微笑む義勇に魅せられて、目が離せなくなる。
トクン。
あぁ、この笑顔が、今の、私の好きな人……
「髪もセットして貰ったんだな。さっきよりも、綺麗だ」
俺にとってのプリンセスは恥ずかしがり屋で、頑固で、でも……
人に好かれる。
まだ、宇髄のことを引きずっているのかもしれない。
だが、それでもいい。
俺は白藤が好きだ。