第78章 華ぞ咲く$
もぞもぞと、けれども不死川の膝に秘所を押し付けるように動く幸。
「ふ……っ、んっ……///」
「どうして欲しいか言えたら、相手してやってもいいぜ、幸……?」
触れて欲しい。
ぐちゃぐちゃに掻き回されたい。
「っ……実弥さんが、欲しいのぉっ……///たくさん突いて、いっぱい気持ち良くなりたい、ですっ……///」
そう言いながら、腰を持ち上げてゆらゆらと揺するので、不死川を煽るには充分な効果を発揮した。
「そんなに欲しいのかよ……擦り付けて来て、ぐちゅぐちゅ……鳴らして……この淫乱がァ///」
ニヤリと笑う不死川の視線が、ギラついていく。
獲物を狙う獣のように。
けれども、それにすら期待してしまう。
一度覚えた快楽の味に囚われて、自らそれを望んでしまう。
心臓が早鐘を打つ。
幸は意を決して、自ら脚を割り開く。
そしてその意味を分からない程、不死川も子供ではない。