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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$


「あ、うん」

「今のは誰だ?」

「天真君。宇髄先輩の弟だよ」

「また宇髄……」

「どうかした?」

「いや……」

白藤が宇髄のことを考えるだけで、なんというか、モヤモヤする。

「義勇、もしかして怒ってる?」

「いや……その、なんというか……」

「………モヤモヤした?」

「何故分かったんだ?」

「……義勇、嫉妬してくれたんだね」

「嫉妬?」

「私が宇髄先輩の話ばっかりするから面白く無かったんでしょ?」

「そ、れは……」

「ごめんね?」

「いや……」

「でも、ちょっとホッとした」

何がだ?

冨岡が悩んで居ると………

「お荷物こちらでお預かりします」

スタッフさんから声がかかる。

「お願いします」

冨岡が二人分の荷物を手渡し、座席に乗り込む。

「手握って良い?」

「あぁ」

「私だけが好きなのかと思ってた……」

「俺はずっと昔からお前の事が好きだった……」

義勇はなかなか言葉にしてくれないから……

私は、嬉しかった。

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