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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$





ずっと好きだった……



ただ、自分の思いを伝えようとはしていなかった。

「俺はアイツが幸せなら相手が誰でもいいと思ってた」

「思ってるだけじゃ、伝わらねェだろ……」

「不死川?」

「お前、ちゃんと自分の気持ち、アイツに伝えたかァ?」

数日前の白藤との会話を思い出す。

『もぉ、いや……ねぇ、義勇さん。私、見る目ないのかな?』

『見る目?』

『義勇さん、私のこと、好き?』

『急に何だ?』

『………私と付き合ってもらっちゃダメですか?』

『………俺で、良いのか?』

「テメェは昔から言葉が足りねェからなァ……」

不死川の言葉で我に返る。

そうだ。

俺はまだ何も伝えてはいない。

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