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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第10章 藤の毒


「やった、伊之助!!」

すごい!!
鋸のようにして斬った!!

ガシィッ。

堕姫の頸を捕まえる伊之助。

「頸 頸 頸!!くっつけらんねえように持って遠くへ走るぞ!!」

「わかった!」

「炭、治郎君…」

「うわぁ、白藤さん!!血が!!」

「この帯…斬ってくれる?」

「平気なんですか?」

「これでも鬼だからね。平気。優しいね、君は」

赤面する炭治郎。

「/////」

「この鬼の体には私の藤の花の毒を取り込ませたから、しばらくしたら灰になると思うわ。後はもう一体の鬼だけど……気が進まないけど、宇髄さんにこれ以上負担をかける訳にはいかないし、冨岡さんと不死川さんに動いて貰わなきゃいけないわね…」

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