• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第10章 藤の毒


「白藤さん!!」



ずるり、と帯が彼女の腹から抜けると、周囲が血液で斑に変色する。


半ば引きずる様な加減で堕姫が帯で白藤を締め上げる。




「チィっ!!」




その様子を見て、宇髄は舌打ちする。





「何、コイツ。私より肌艶良いじゃない…」




帯によって着物をズタズタに引き裂かれる。



辛うじて裸ではないが、見えてはいけない場所にも穴が空いている。

着物に空いた穴から帯が侵入してきて白藤の体を撫で回す。




「う"…ん…げほっ」

「白藤ィ!!」

「私より美しいものは要らないのよ。そうだ、取り込んで上げ…げほっ…何、コイツの血…藤の…」



毒されていく。
この私が。



「何してんだあ。俺の妹にぃ、何してんだ、この女ァ!!」

「お兄ちゃん、ダメっ!!コイツの血は…!!」



ギュルッ。



白藤の体から帯を抜こうとするも再生が始まっていて抜けない。



「あ"あ"あ"ぁ!!」



この女の体には藤の花の毒が回っている。

喰えない。

まともじゃない。



/ 2014ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp