第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
これでいいの。
だって、私の今の彼氏は義勇だから。
宇髄先輩を残して、私達はスプラッシュ・マウンテンに向かって歩き出した。
「スターツアーズは良かったのか?」
「あぁ、お昼からなら混んじゃうし。義勇とゆっくり回りたいから、先にマウンテンかな?って。義勇は絶叫系苦手?」
「ん?俺は、お前が回りたい所に一緒に行きたいんだが、ダメか?」
か……
かわいいっ……!!
義勇が子犬みたいっ!!
きゅーんと胸が高鳴る。
「義勇、ありがとう!」
義勇と一緒にスプラッシュ・マウンテンのファストパスを買い、先にプーさんのハニーハントへ向かう。
「クマなのか?」
「プーさんはクリストファーロビンのクマのぬいぐるみだよ♪」
「ぬいぐるみ……」
「義勇、難しい顔しないで楽しもうよ」
アトラクション内の絵本の英字を追いかけている義勇の腕を引っ張って内部へ誘う。
先程から後から来たカップルたちに追い越されているのだ。