第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
私と義勇はオムライス、シーフードクリームとカニトマトソースのドリンクセットを。
宇髄先輩はオムライス、フライドチキンと鶏そぼろのドリンクセットを注文し、席に着いた。
何故か私を挟んで、横並びに三人掛けで。
厳密には某感染症対策でぬいぐるみに両脇を占拠されているのだけど。
「宇髄先輩はランチ終わったら離れて下さいね?」
「え?何で?」
「何でも何も、こっちはデート中です!」
「………え?何、お前ら。いつくっついた?」
「先輩と分かれた三日後です」
「は?」
さすがの宇髄先輩も驚いているようだ。
「落ち込んでた時、義勇さんが沢山話聞いてくれたんです」
「…………」
冨岡の場合、本当にただ聞いてただけじゃねぇのか?
と、薄ら考えながら白藤と冨岡の話を聞く。
「俺は、以前から白藤を好きだったから、好意を伝えたまでだ」
うん。
そういうヤツだよな、お前は。
「にしても、切り替え早くね?」
「切り替えも何も……大学終わって、雨でずぶ濡れで帰って来たらマンション前で他の女の子に路チューしてる彼氏見たら誰だって別れますよ……」
ショックだったんですからね。