第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
「嘘。傷心旅行でこんな騒がしい所、先輩なら選ばない…」
「しゃーねーだろ。お前と来る気で予約してたんだっての!」
「だって……」
先輩、いつも女の子たちに囲まれてたのに。
「嘘ついたって仕方ないだろ……キャンセルも勿体ねぇし……」
「宇髄先輩……」
もしかして、私と別れてから彼女、出来てない、のかな?
あの、モテる宇髄先輩が……
「宇ず……」
「白藤!」
「義勇!」
「冨岡?」
「宇髄?」
ランド内の曲調が変わり、レストラン街が賑わい出す。
「とりあえず、食いに行くか?」
デートなのに。
なぜやら三人でグランマ・サラのキッチンでランチをすることに……