第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
「次は何処に行くんだ?」
「えっとね、スターツアーズ!」
「そこはどんな所なんだ?」
「えっと、スペースマウンテンと一緒で宇宙がモチーフなんだけどね、あの映画、スターウォーズのキャラクター達が……」
「「キャー!」」
急に上がった黄色い声援に驚いて、そちらを見ると、1匹のキャラクターが歩いていた。
「ダッフィー!」
「ダ?」
「義勇!行こう!一緒に写真!インスタ!」
「分かった。引っ張るな…離れ……」
「「あ……」」
あっという間に人並みに呑まれてしまった私たちは、はぐれてしまった。
「どうしよう。とりあえず、スターツアーズの近くまで行って、義勇に連絡取ろう」
目的地に向かって私は歩き出した。
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一方、冨岡は反対側に流されマップを片手に途方に暮れていた。
まずはスマホで連絡をとるべきか。
フリーズしかけていた思考をようやく稼働しかけたところ……
「「あのー…」」
邪魔が入った。