第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
「お兄さん、一人?」
「私たち連れと離れちゃってー、良かったら一緒に回りませんか?」
女性2人に逆ナンされる冨岡。
「悪いが、俺は彼女と来ている。よって返事はNOだ」
「「えー、彼女居ないじゃん!」」
「さっきまで一緒に……」
「あ、なら私たちと回って探せば早いんじゃない?」
一理あるが、お前たちと回る義理は無いと言いたい。
「あ、お兄さん。名前は?」
「知らないヤツには名乗らない」
「私、紗綾(さあや)」
「私は茉莉花(まりか)」
「「これで知り合いだね?」」
押しが強いな!
「ねぇねぇ、お兄さん。高いところからなら分かるかもよ?彼女さんの居場所」
見晴らしが良いなら確かに……
いやいや、だからと言って、一緒に回るのは変だろう。
女性2人に引き摺られる形で冨岡は、スプラッシュ・マウンテンの前まで来ていた。