• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第10章 藤の毒


「冨岡さん!!」

私の下敷きに!?

「ひっ、ひひっ。よくもやってくれたなああ。俺はお前に構うからなああ!」

嘘。こっちに…

「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・神速」

白藤の前にいる妓夫太郎を吹き飛ばして、方向を変え、そのまま堕姫の頸を斬りに向かう。

「血鬼術・円斬旋回・飛び血鎌」

斬擊が白藤と冨岡に当たらない様に宇髄が間合いに飛び込む。

「宇髄様!!」

腕の振りも無しに広範囲の斬擊だと。

トンっ。

間合いの外側に向けて、白藤が宇髄の背中を押す。

「なっ!白藤っ!」

ザシュッ。

後ろからの帯に白藤が体を貫かれる。

「ごふっ…」

口の端から血が吹き出す。
/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp