• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第10章 藤の毒


ドス、ドスッ。



足が再生しない……
やはり何か塗られていた、このクナイ。



おそらく藤の花から抽出されたもの。
なるほど、並みの鬼じゃあ立っても居られねぇ毒だぜ。
体が痺れ…



「雛鶴さん、下がってください!」



やるじゃねぇかよ。
あの女の能力か。


厄介だぜ、ありゃぁ。
確実に仕留めるぜ。



妓夫太郎は奥歯を噛み締めた。



「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連」



ドドドドドド。



短時間で鬼殺隊側の統制がとれ始めた。


流れを変えやがった。

それに、どうして、鬼狩りが鬼守って戦ってやがる。



おかしいが、おもしれえなああ!!



確かあの鬼は回復要員だと言っていたなぁ?



何か秘密があるに違いない。

なら、先に始末してやる!



ヒュガッ。



妓夫太郎が白藤たちの前に躍り出る。



「来たぜェ、金髪!気張りやがれッ!風の呼吸・伍ノ型木枯らし颪」



チイッ、鎌が風に。



「お兄ちゃんの邪魔はさせないッ!」

/ 2015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp