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鬼滅の刃R18 藤の花嫁
第65章 慟哭$
彼の長い指が私の帯紐を解いていく。
しゅるりと音を立てて、引き抜かれたものだから、支えを失った着物がはらりとはだける。
一枚一枚、肩から着物を落としていく。
何故だか、視線が離せなくなる。
彼の一挙一動が。
熱い視線が。
熱い。
彼の……
昂った欲望が私の腰に当たる。
私の中心が熱くなる。
彼の指先が私の肌に触れる。
鎖骨から胸元に降りてきた彼の手がゆっくりと膨らみを揉み込んでいく。
「……ん…っ…///」
直に触れられると、羞恥が勝ち、鼻に抜けるような声しか出せなくなる。
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