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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第65章 慟哭$


「端的に申します。悲鳴嶼さん、白藤さんのお腹の子が産まれたら、その子の頸を斬って頂けますか?」

「胡蝶!お前……それを決めるのは、アイツらだろ……?」

宇髄にしては珍しく、声を荒げた。

胡蝶は驚いた。

宇髄でもこんな顔をするのかと。

「ふむ。胡蝶よ、藤姫殿の子は冨岡の子ではなかったのか?」

「あぁ。皆さん勘違いされているのですよ」

「勘違い?」

「胡蝶、俺が話すわ。悲鳴嶼さん、実は白藤の腹の子。この間居なくなった時に鬼に襲われて、出来た子みたいなんだわ」

宇髄なりに気を遣ってくれたのだろう。

「では、腹の子は鬼子か」

「そうなんです……」

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