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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第64章 絡む糸




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調子が良い時は動けるが、悪い時は床から起き上がれない日々を送っていた白藤。

「白藤。起きられるか?」

「義勇さん。ありがとうございます。今日は大丈夫そうです」

「そうか」

あまり寝てばかりもおかしくなってしまうし、少しずつ動かなければ……

ふつふつ。

「あ、米を……」

炊いていたのを忘れていた。

その匂いが襖から流れて来たのだが……

吐き気がもよおす。

「う……」

「白藤!?」

寸前で喉元まで上がって来たものを無理に飲み込む。

冨岡が背中を擦る。

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