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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第64章 絡む糸


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「冨岡さん」

「何だ?胡蝶」

「後で白藤さんとお二人で蝶屋敷に来て下さい」

「白藤だけでなく、俺も?」

「はい。くれぐれも、お二人揃って。です」

「分かった……」


数十分後。


「……義勇さん、大丈夫でしたか?」

「白藤。御館様からのお話は終わったのか?」

「はい」

「白藤。胡蝶が二人で蝶屋敷に来て欲しいと言われたのだが……顔色がよくないな……大丈夫か?」

「ちょっぴり疲れてしまっただけですよ。ダメですね、もっと体力つけなきゃ」

薄く笑う白藤。

「俺の前では、無理をするな…」

「……ありがとうございます、義勇さん。さ、蝶屋敷に行ってみましょう」

「そうだな……」

二人手を繋ぎ、ゆっくりとした歩調で蝶屋敷に向かう。

本部から蝶屋敷は近いはずだが、白藤の顔色が優れない……

やはり、無理をしているのでは?

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