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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第64章 絡む糸


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鬼殺隊本部。

「む、来たか!」

本部には御館様をはじめ、柱達が集まっていた。

「御館様、皆様、大変ご心配おかけしました。白藤、只今帰還致しました」

「白藤。無事で何よりだね」

「暖かいお言葉ありがとうございます」

「ったく、世話焼かせやがってェ…」

「不死川さん。ごめんなさい……」

「謝んなァ。元はと言えば、そこの仏頂面がしっかりしてねェからだろ…」

少々、乱暴に不死川に頭を撫でられる。

不死川のその様子を他の柱が、もの珍しそうに眺める。

不死川さんも人の子だったんですね。

胡蝶はやんわり不死川から白藤を引き離す。

「胡蝶様?」

「白藤さんには、別室で御館様からのお話がありますから」

「はい」

「では、俺も……」

「冨岡さんはこっちですよー」

首の付け根を胡蝶に掴まれ、冨岡が柱に連行される。

「……う」

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