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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第64章 絡む糸


「さて、白藤。気分はどうかな?」

「はい、大丈夫です」

「無理は禁物だよ?」

「……昔の、記憶を…思い出しました」

「………どうかな?暗示を強くしようか?」

「………いえ、全部受け入れます」

「良いのかい?」

「はい…確かに嫌な記憶も沢山ありますけど……冨岡さんが、義勇さんが近くに居てくれるなら……乗り越えられると……思いました」

「そうかい」

御館様の右手が私の頭を撫でる。

暖かい。

「義勇のこと、受け入れてくれてありがとう。あの子も少しずつ柔らかくなってきたね。いい変化だよ」

「そう、ですか?///」

「ふふ。君はいい変化をくれるからね。そのままで。君は君のままで、鬼殺隊を支えて欲しい」

「はい」

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