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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第9章 戦いの只中で


妓夫太郎が自分の頸元を掻きむしる。

「お前らを倒す鬼殺隊に決まってんだろォがァ」

「俺は忍の家系だ。耐性つけてるから毒は効かねぇ」

「んん?ひひっ。やっぱり毒効いてんじゃねぇか。じわじわと」

「いいや全然効いてないね、踊ってやろうか」

「おい、宇髄。無茶すんな」

「おい」

ドドン。

「俺を忘れちゃいけねぇぜ。この伊之助様とその手下がいるんだぜぇ!!」

伊之助、善逸合流。

「何だ、コイツら…」

「下っぱが何人来たところで幸せな未来なんて待ってねぇからなぁ」

妓夫太郎に宇髄が毅然と言い放つ。

「勝つぜ。俺たち鬼殺隊は」

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