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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第62章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも下巻2完結$


「ほう?上手くインフェルノに恩を売ったな……」

「では、父上!」

「そうさな。今回は認めよう。ただ、次はないぞ」

国王がようやく認めてくれたので、ほっと息をつく。

「はい」

「良かったな、冨岡!これでエディルレイドが四人揃ったぞ!」

杏寿郎の言葉に冨岡は動揺を隠せなかった。

「………………は?」

エディルレイドが四人?

朔以外にも三人?

「何だ?その顔は。エディルレイドを娶るのは王子であれば当たり前だろう?」

「俺の妻、牡丹(ぼたん)が『火』を司るエディルレイド。宇髄のところの須磨さんに不死川のところの柚葉さんもだ」

「………………知らなかったのは、俺だけか?」

「そうだな。さぁ、王との話は済んだ。武装を解除して、報告に行くがいい。彼女はずっとお前を待っていたのだからな」

武装を解除し、朔が人形に戻る。

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