• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第62章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも下巻2完結$


隣に並んだ冨岡の手を握り、二人で同契の謌を歌う。

「「静寂の波動 揺らぐ心は水鏡 ことほぎ燃ゆる 御霊の鎖 揺蕩う 飛沫と 契り籠ん!!」」

同契し、朔の剣の姿を見て、国王は静かに一度目を伏せた。

「そうか……」

「父上。冨岡をもうお認め頂いてもよろしいのではないですか?」

「いや、足りん。国への貢献としてはまだ、足りん……」

「そんな、父上!」

「確かに、同契し、所有権が俺にある以上、国への貢献度は低いでしょう。なので、秘境にいる叔父上から勅命を受け、隣国のインフェルノにて水不足の調査をし、この朔と共に雨乞いの儀式を行い、解決してまいりました。こちらが、叔父上からの勅命とインフェルノからの書状になります」

国王が書状に目を通す。

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp