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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第62章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも下巻2完結$


「甘露寺さんのトルティーヤはスパイスを効かせた鶏肉のミートソース味とチーズと豆をふんだんに使ったクリームソース味が有るんです。生地が赤いのがミートソース。少し辛味があります」

「じゃあ白がクリームソースですね。教えてもらってありがとうございます、アオイさん」

「いえ……」

ハム。

「美味しいですね、義勇様」

「そうだな。ん?朔、ソースが付いている」

こ、これは!

殿方の指ぺろチャンスでは!?

『ここだ』

朔の頬を指で拭う冨岡。

『あ、すみません。義勇様。ありがとうございま……』

ペロ。

ソースの付いた自分の指を冨岡が舐める。

ヒャー。

妄想が顔に出るかと思った。

「アオイさん。どうしたんですか?」

「いえ、何でも」

「あ、義勇様。頬っぺたにソース付いてますよ」

「ん?」

ペロ。

朔が冨岡の頬を舐める。

「これで大丈夫です」

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