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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第9章 戦いの只中で


嘘でしょ。
止めた!?
切断した四肢で!?
いや、切断できてない。
血が固まって…

ザブン。

柱の攻撃は回避した、なのに…

ボウッ。

「ぎゃああぁ!」

燃え、燃えてる!!
帰り血が!!

ガチガチ、ガチン!

禰󠄀豆子のこま切れになった四肢が再生する。

「ガアァァッ!」

気絶していた炭治郎が目を覚まし、禰󠄀豆子に駆け寄る。

「禰󠄀豆子!!ごめんな。戦わせてごめん。でも大丈夫だ。眠るんだ禰󠄀豆子。眠って回復するんだ!」

「鬼化が進んでいる。炭治郎、妹だろ。自分で何とかしろ。俺に切られたくないならな。鬼は俺が何とかする」

「冨岡さん!」

窓から放り投げられる。

「禰󠄀豆…子…!」

だめだ。俺の声が届かない。

「こんこん小山の子うさぎは…」

子守唄で禰󠄀豆子は眠った。

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