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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第9章 戦いの只中で


逃げる白藤を妓夫太郎が追う。



「何だ!待ちやがれぇ!」


「おぅ、ヤるじゃねぇか。今の技派手で良いな」



どこからともなくやってきた宇髄にひょいと抱えられて、白藤は思わず目を見瞠った。




「宇髄様!!」


「遅かったなァ?宇髄よォ」


「悪ぃな。待たせて。俺も参戦するぜ、派手にな」



親指を立て、自信ありげに参戦を表明する。


それに遅れて、宇髄の妻たち二人も合流する。




「須磨、まきを。コイツ守ってくれ。頼むわ」


「きゃっ!?宇髄様!!」



赤子でも放るような勢いでまきをに向けて投げ出された白藤は講義の声を上げる。



「お前非戦闘員だろ」


「わかりました。天元様」


「ええぇ!無理ぃ!」


「須磨!!」


「ひィィィっ!!」



戸惑う白藤の前に三人目の妻、雛鶴が現れる。



「大丈夫?」


「あ、すみません。私…」


「白藤さんだったわよね?天元様から聞いてるわ。あなたは私たちで守るから」


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