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鬼滅の刃R18 藤の花嫁
第61章 藤姫の帰還
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白藤が眠っていたのは約一刻。
胡蝶と甘露寺に自分から事情を伝えると白藤が言ったので、鱗滝邸の客間に移動し、全員が膝を付き合わせた。
「もう、大丈夫なんですか?白藤さん」
「はい、皆様ご心配おかけしました」
「無理しなくていいのよ、白藤ちゃん」
「ありがとうございます。甘露寺様」
「私の名前……本当に思い出してくれたのね」
「はい、まずは今回の不手際をお詫び致します。すみませんでした」
白藤が深く頭を下げる。
「そんな!白藤ちゃんは何も悪く無いでしょう?」
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