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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第61章 藤姫の帰還


「………湯浴み、でしょうか?」

「はい」

「私、その……」

「どうしましたか?」

「貴方のような綺麗な方と入るのは些か緊張してしまって……」

「何をおっしゃいますか。白藤さんも美人じゃないですか」

「……でも、私は鬼で……」

「白藤さんは人を食べないのでしょう?」

「はい……」

「なら、問題ありません」

「ですが……」

「鱗滝様、浴室お借りします。冨岡さん。薪割りお願いしますね?」

「…………あぁ」

疑問符を浮かべている冨岡を他所に、支度を整え始める白藤と胡蝶。

「では、参りましょうか」

「はい」

脱衣所にて胡蝶の体を見て、白藤は彼女の体に刻まれた無数の傷を目にした。

隊士様は大変なお仕事だわ。

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