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鬼滅の刃R18 藤の花嫁
第61章 藤姫の帰還
「冨岡さーん。そちらに白藤さんはいらっしゃいました、か?」
聞こえていないのかしら?
「冨岡さん?」
胡蝶が古びた社の中を覗く。
もう調べていないのはここだけだ。
冨岡はそこにいた。
もう、呼び掛けにも反応しないなんて。
胡蝶は呆れながら近付く。
「あら?もう、冨岡さんたら!白藤さんを見つけたのなら合図を……?冨岡さん?」
冨岡の様子を怪しんだ胡蝶が様子を見に来る。
「白藤さん?」
「あの……あなた方はどちら様ですか?」
「あら?」
そうして、胡蝶も白藤の異変を認識した。
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