• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第9章 戦いの只中で


が、堕姫の予想に反し、禰󠄀豆子が立ち上がる。

は?

ちょっと待ってよ、何なの?

足が再生してるんだけど、足どころか……何で立ってるの?

$$$

「姫だって?そりゃあ、だめだなぁ。アイツ以外の姫は要らねぇからなぁ!!」

妓夫太郎が鎌を振りかぶる。

「ちィっ!!」

このままじゃ、白藤が間合いに入る。

足を引っ張っている。
何とかしてここから逃げなければ。

「血鬼術・藤霧」

フゥーー。

鬼に有効な藤の花の毒を霧のように吹き出す術。

白藤の様に特異体質を持った者でなければ大方効くので、逃亡の際に使う術である。

/ 1788ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp