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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第8章 上弦の陸


「きゃあああ!!何するんですか!!危ないじゃないですか!!」


須磨に巻きついていた帯を不死川が斬ってくれたのだが、何しろ彼は荒っぽいので、須磨は激怒した。



「ギャーギャー、うるせェ女……」



後から来た二人。
太刀筋が見えなかった。


柱か?




「ふふっ。思ったより釣れたわね」




$$$




ときと屋。



二人はああ言っていたけれど、戦わないからといって、ただ逃げるのも…

とりあえず、避難誘導だけでもしよう。



ドォン!



「何、今の音…」

「女将さん、姉さんたち、ここから離れて下さい。地盤沈下が起こったようです」

「じば…何?」

「とにかく、お客さんも皆一度外へ…」



ドゴォン!



一際大きい音。
これは--



「どけどけェ!!宇髄様のお通りだ!!」



屋根の上、走ってる。

さて、次は……

荻本屋、京極屋にも順に本体を送って避難誘導をする。

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