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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第8章 上弦の陸


「宇髄か?」

「間違いないだろう」

「お前は戦力にならないからここにいろォ」



冨岡と不死川は即座に刀を手に取り、臨戦態勢に入る。



「俺たちは戦闘に向かう。お前は身の危険を感じたら迷わず逃げろ」



その二人の背中に向かって。



「お二人とも、お気をつけて……」



ザッ。


こうして、風と水の二柱が戦闘に加わった。




$$$




京極屋前。



「ヒノカミ神楽 炎舞」



ダダダダダ。



炭治郎の攻撃を皮切りに、冨岡と不死川の二人が合流する。



「水の呼吸・肆ノ型 打ち潮」

「風の呼吸・伍ノ型 木枯らし颪」

「冨岡さん!と…前に禰󠄀豆子を串刺しにした人!」

「あァ?てめェ柱の名前も知らねェのか!!俺は不死川実弥、風柱だ覚えとけ!!」

「忘れませんよ!あの時禰豆子刺したんだから!謝って下さいっ!!」


「じゃぁかしい!!」



言い争う炭治郎と不死川を知り目に。



「怪我はないか?宇髄の嫁……だな?」


「何で私の事知ってるんですか!?、誰ですか、貴方!!」



須磨が甲高い声で叫ぶ。



「冨岡義勇だ……」

「冨岡?」


えーっと、そういえば、天元様以外柱って知らないや。


「足手まといはとっとと失せろやァ!!」




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