第6章 10,000PV御礼 アポトキシンパニック∞
もしや、翼本人か?
翼「ん…」
体が重たい。
熱のせいかな?
翼「秀、一…」
いや、今は昴か。
沖矢「翼さんですか?」
何を今更。
翼「そうだけど?」
あれ?この服こんな大きかったかな?
あぁ、秀一のを借りたんだった。
やっぱり男物はサイズが…
ん?何かスースーする?
振り向くと履いていたショーツがベッド脇に落ちていた。
拾い上げ、履こうとすると。
ストン。
再び、ショーツが床へ落ちる。
翼「あれ?」
私、何か小さい?
赤井「翼」
沖矢の顔で赤井の声。
ミスマッチなのに、どうしてこんなにも惹かれるんだろう?
沖矢の腕の中に収まれば、自分の体がこじんまりとしているのがよく分かる。
いよいよ、おかしい。
そんな時。