第8章 10万PV御礼。もし赤井カップルが緋色の弾丸を観ていたら?§
∞∞∞
秀一の車の中にて。
「秀一の映画、観たかったなー……」
「お前、そんなに映画好きだったか?」
「秀一が出てるから観たいのよ……」
「ほう?」
「何よ、悪い?」
「いいや、素直でよろしい」
ポンポンと頭を撫でられる。
「子供扱い?」
ちゅ。
「何だ?まだ、女扱いして欲しいのか?」
髪にキスとか……///
ちょっとセクシーって思っちゃうのはやっぱり惚れた弱みってヤツかしら?
「何だ?」
「っー、何でも無いわよ!」
「家に戻るぞ?」
「…………」
「そんなにむくれるな、ホラ」
「何?」
「映画のDVD」
「秀一の?」
「社外秘だ」
「ありがと、秀一」
秀一にぎゅっと抱き着く。
やっぱり彼の方が一枚上手のようだ。
END