第6章 10,000PV御礼 アポトキシンパニック∞
ヤバい、意識が……
翼「スゥ…」
赤井「寝たか…」
こいつが熱を出すのは何年ぶりだろうか。
確か数年前に。
まだ務が生きていた頃だ。
∞∞∞
務「ヤバい、秀一!」
赤井「どうしたんだ、そんなに取り乱して」
務「きっとインフルエンザだ」
赤井「は?」
務「目に入れても痛くない俺の妹が熱を出して倒れたんだよ!」
赤井「………」
務「何だよ、秀一」
赤井「いや…」
務「実際、今すぐ帰りたい」
赤井「無理だな」
務「あぁ、今日ほど公務員が羨ましいと思ったことはない!」
馬鹿馬鹿しい。