第6章 10,000PV御礼 アポトキシンパニック∞
翼「ゲホゲホ」
赤井「39度。今日はこのままここにいろ」
翼「いやよ。組織の目がここに向いたら…」
赤井「元は俺のせいなんだろう?」
それはそうだろう。
昨日、工藤邸に着いて早々玄関で秀一に襲われたのだ。
しかも、俺を待たせるとはいい度胸だという、恨み言までつけて。
確かに早く終わりそうだと秀一に連絡したのは私からだったが、思いの外最後の客がごねて帰らず。
組織に私を言い値で買うと言ったそうだ。
売却事態は問題ないらしいが、いかんせん私の価値は組織の中でも有力視されているらしく…
結局、男は組織が提示した金額を用意できないらしいと判断され、私は解放されたのだが…
イヤモニで全てを聴いていた秀一が面白く思わなかったらしく……そりゃあ、自分の女が売られるのは嫌だろうが……何か矛盾してる気がする。