第3章 グッバイ正常∞
降谷「香宮さん、今からでも遅くありません。警察にいけば、僕はそのまま刑務所にぶちこまれます。香宮さんが被害届を出すなら…」
彩希「被害届は出しません。確かに初めてだったし、痛みもありましたけど、降谷さんが気になってたのは事実ですし、貴方を警察に付き出したりはしません」
降谷「それって」
彩希「降谷さん、責任とってくれますか?」
降谷「もちろん」
彩希「じゃあ、私を降谷さんの恋人にしてくれますか?」
降谷「え?」
待て、待て、待て。
今何て言った?この娘。
彩希「じゃないと降谷さんの知り合いにこのこと言いふらしますから」
降谷「ふっ、はは。なら提案があります。彩希さん、僕と恋人契約を結びませんか?」
彩希「恋人契約?」
降谷「ええ、二人で話し合って色々決めましょう。料理は当番制にするとか、夜の関係はどうするか、とか」
彩希「なっ…⁉️…夜…?」
降谷「ええ、こちらに落ち度がある限り、貴方の言い分は聞きますよ」
彩希「……はい」