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炎炎ノ消防隊 短編集

第3章 大工仕事ver.相模屋紺炉


男1「嬢ちゃん!そこの釘取ってくれ!」

「はいよ!これでいい?」

男1「ありがとな!たすかるぜ!」

「どうも!またなんかあったら言ってね!」

男2「いや〜、しかしはよく働くなぁ」

「そんな事ないよ!親父が大工仕事してるの見てたからちょっと慣れてるだけで...あたしにはこんなことくらいしか出来ないからさ...笑」

紺炉「そんな事ないぞ」

「え?」

紺炉「お前がこーして、手伝ってくれて、笑ってるだけで周りも笑顔にしてんの気づいてないのか?」

「そ、そんな事ないって......///あ、あたし向こうの板やってくる!!」

紺炉「あ、おい!釘は...って足はぇな...はぁ、着いてってやるか」

「(あ、あんなこと言われたら照れるじゃんか!普段はお母さんみたいなのに急にあんな...笑顔にしてるって、、紺炉もそうなのかな)」

チクッ

「い、痛っ」

少し釘が刺さったらしく血が指先で赤く膨らんでいる

「あー、やっちゃった...(考え事しながらやるもんじゃないな...)」

紺炉「!遅かったか...指、見せてみろ」

手を取る

「そ、そんな大きな怪我じゃないから...」

紺炉「馬鹿野郎、女が傷をつくるもんじゃねぇよ...せっかく綺麗な指してんだ、もっと大事にしろ...」

そう言って紺炉はの指を舐めた

「んな!!!???//////」

紺炉「あぁ、悪い!痛かったか?」

「そ、そうでなく...そうではなく!!!」

紺炉「ん?」

「な、舐め...っ!!///」

紺炉「あ?こーゆー傷の時は唾つけとけば治る、だろ?」

「それはそうだけどーっ!!!」

紺炉「あっはは、悪かったって笑詰所に戻ったら手当してやるから、な?」

「うぅ、、寿命が1年縮んだよ///」

紺炉「なんか微妙な年数だな...笑」





わざとやってるってのは気づかねぇか...まぁ、これで少しは俺の事を意識してくれんだろ(紺炉)
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