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炎炎ノ消防隊 短編集

第2章 満員電車ver.桜備秋樽


「ほんとに全部持ってもらっちゃっていいんですか?」

桜備「大丈夫だ!毎日鍛えてるしな!」

買い物に来たのはいいけど、
久しぶりのお出かけで随分と買い込んでしまって...
ちょうど居合わせた桜備大隊長が私の荷物を全部持ってくれてる
ホントに優しくて紳士な人だなぁ...

桜備「ん?どうかしたか?」

「い、いえ!ただ日用品とかって結構重いのに、さすがだなぁって!(桜備大隊長に見とれてましたーなんて言えないよー!///)」

桜備「この筋肉が人助けに繋がるなら本望だからな!俺にとっては普通の事だ!...だが、ありがとな」

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桜備「結構混んでるな...大丈夫か?」

「だ、大丈夫...デス」

桜備「(うーん、、これは大丈夫そうではないな)ちょっとごめんな」

グイッ...ギュ

「え、...え!?(なんで私桜備大隊長に抱きしめられてるの!?)」

桜備「いきなり悪いな...ただこうしてた方が揺れないし楽になるかな...と思ったんだが...嫌、か?」

「い、嫌ではないです!確かに桜備大隊長に捕まってた方が揺れないですし...///ただ、ちょっと恥ずかしいですけど(小声)」

桜備「............な」

「え?何か言いましたか?」

桜備「いや、そのー...抱きしめるってのは案外恥ずかしいもんだなって///(耳元で)」

「っ〜!!!//////」

桜備「......さて、そろそろ着くみたいだが、どうする?離れるか?」

「こ、このままが...いいです」

桜備「お、おう...///わかった」





帰って書類仕事があったんだが...今だけは、許せ火縄!
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