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炎炎ノ消防隊 短編集

第15章 クリスマスver.森羅日下部


「森羅〜!準備できたー?」

森羅「は、はい!」

今日は第5の大隊長、プリンセス火華に誘われてクリスマスパーティーに来ていた
第8のみんなはそれぞれ正装を着ていて
森羅も今日はしっかり革靴を履いていた

「わぁ!森羅かっこいいよ!」

森羅「あ、ありがとうございます!さんもとても素敵...です!なんかすごい自然な感じで...俺はあんまりこーゆー服着ないし、革靴に慣れなくて」

「そう?すごい似合ってると思うけど?」

森羅「ありがとうございます!じゃあ、えっと、とりあえずご飯食べましょう!」

「ふふ、そうだね!」

みんなと一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだり
おしゃべりをして楽しむ中
もうすぐお開きの時間だというところでこんな提案があった

"みんなそれぞれパートナーとダンスをしよう!"

「ダンスかぁ...そんなに踊ったことないしなぁ」

パートナーが見つからない人や
興味がない人は帰っていいらしい

「(きっと森羅は火華大隊長とかに誘われるよね...ダンスも上手だし)」

そんなことを思い帰ろうとしていると

森羅「さん!」

「ん?どうしたの?」

森羅「いや、あの...俺とダンス踊ってくれませんか!///」

「へ?わ、私と?火華大隊長とかに誘われてるんじゃ...」

森羅「誘われました...でも、踊りたい人がいるからごめんなさいって言ってきました」

「そんな...私でいいの?」

森羅「さんがいいんです!...あ、いや、あの、...はい、さん、俺と踊ってくれますか?」

緊張しているからなのか、とてもかっこいい笑顔だ

「......はい、喜んで!」

そう答えると、事の顛末を見守っていた第8のメンバーが"これで1歩近づいたな!"と言っていた

「ん?なんのこと?」

森羅「い、いえ!なんでもないですよ!」

「そっか、ふふ、今日はすごく楽しかったね、森羅」

森羅「はい、俺もすごく楽しかったです!」






いつか、これが当たり前になるくらいのパートナーになりたいな(森羅)
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